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ヤッペ法の副作用を改善したモーニングアフターピル、ノルレボ

2020年01月08日
緑のカプセルと白い花

ヤッペ法はホルモン配合剤ピルである、エチニルエストラジオールとノルゲストレルを、性交渉の後72時間以内に2錠内服する方法で、その12時間後にさらに2錠内服する方法で副作用が強く出ます。モーニングアフターピルである、ノルレボ法はレボノルゲストレルという黄体ホルモン剤を、性交渉後の72時間以内に1回飲み服用する方法です。ヤッペ法よりも、モーニングアフターピルのノルレボを使用した方が、副作用が少なく安心して服用することができます。レボノルゲストレルによるプロゲストーゲン単独療法については、ヤッペ法に比べると緊急避妊率が高く、安全性にも優れていることから多くのクリニックで採用しています。さらにノルレボは1回だけの投与で適用が可能であるため、2回以上の服用が必要であるヤッペ法よりも複雑ではなく取り入れやすいです、妊娠の可能性がある時期に避妊をしなかったり、失敗した場合はアフターピルを服用しても、ヤッペ法では10人のうち4人は妊娠をする確率があります。またノルレボ法は10人に1人から2人の妊娠が継続していることがわかります。避妊率はノルレボ法の方が高いですし、血栓症や不正出血などの症状が見られることはありません。アフターピルは事後避妊方法として緊急的な処置になりますので、日頃から意識を持った避妊を行うことが大切です。

ノルレボ法では不正出血や嘔吐、悪心や頭痛が見られることがあります。血栓症・倦怠感などの症状もありますが全て一時的なものなので、安心して服用することがあります。緊急避妊により体内のホルモン濃度が急激に上昇しながら、さらに急激に低下することがわかっています。この急激な低下によって早くても3、4日後に消退出血が見られ、遅くても3週間後にはあります。緊急避妊はこの出血があれば成功したとされ、出血が見られるまでの期間が10日になるので待つ必要があります。緊急避妊をして出血までの期間が短ければ、出血量がごく少量の可能性が考えられます。出血がないときは妊娠が成立した可能性もあるので、専門医に診てもらう必要があります。出血が見られた場合も妊娠初期の流産など、不正出血も考えられるため医師に相談をします。また緊急避妊ピルはその場限りの措置であり、常用するべきではないですし体に大きな負担がかかります。ノルレボの価格は1回につき1万5000円なので、比較的高い部類の避妊薬になります。常に用いる方法ではなく、普段は低用量ピルやコンドームを正しく使うことが望ましいです。嘔吐や悪心の副作用もありますし、妊娠を望まないときは定期的な低用量ピルを考える必要があります。緊急避妊をした後に、低用量ピルを開始するときには消退出血の時期により飲み始めが異なるので医師に相談します。またピルがエイズなどの性感染症などを予防することができないので、性感染症の検査を別で行う必要があり価格も高くなっています。